ギミックはIPOの準備に入りました

社外向けブログ、随分更新を怠ってしまいました。いや、怠ったというよりは、発表できない時期だったというべきかもしれません。ギミックは2021/4/1からIPOに向けた準備に入りました。


ギミックは2004年4月に10名で創業しました。創業当時、僕が目指したのは「森の中にある小さなスマートカンパニー」でした。2000年頃から自分のメディアを持ちたいという思いが募り始めていました。しかし当時私はリクルートのグループ再編議論の真っただ中にいて、本質的議論だけでなく、振り子的議論も多く、カリスマ不在、サラリーマンリーダーがひしめく大企業となったリクルートの負の側面を見る思いでした。だから、私は真逆の会社を作りたくて、ギミックを「森の中にある(決して有名な会社じゃないけど)小さなスマートカンパニー(少数精鋭で面白いことをしている会社)」にしようと思ったわけです。


それから17年が過ぎました。転機は2006年のドクターズ・ファイル事業のスタートと、2012年の渋谷への本社移転でした。ドクターズ・ファイルは色々な課題にぶつかりながらも、右肩上がりの成長を着実に続けていました。そしてサービス提供エリアもどんどん広げていきました。するとどうしても人材採用が課題になります。横浜の小さな町にオフィスを構えていたのでは、人材採用に限界がありました。渋谷への移転は優秀な人材を採用することが目的でした。


さて、2021年7月1日時点、ギミックは渋谷本社(コロナ禍、昨年の11月に続き、6月にさらに増床しました!)に加え、スクランブルスクエアにANNEX、名古屋支社、関西支社、福岡支社を構え、従業員数は250名になりました。来年4月には新卒を40名採用し300名体制を構築する予定です。「森の中の小さなスマートカンパニー」はどこに行っちゃったのでしょう?結局ビジネスをgrowさせるというリクルートのDNAを拭い去ることはできなかったということでしょう。


現在「医療DX」というワードが世の中を駆け巡っています。日本の医療は産業としてみた時に、世界に後れを取ってしまったと言われています。先日、経済産業省からギミックあてにインタービューの申し込みがあり、編集長の牧綾子が対応しましたが、内容はまさに医療の産業化、特に様々なITソリューションの導入による「医療DX」をどう進めていけばいいのか?ベンチャー企業が育たない課題はどこにあるのか?貴社はなぜマネタイズに成功しているのか?というものだったと報告を受けています。


我々はこれまで20,000以上の医療機関を取材し、6,000以上の医療機関にSaaS型のITソリューションを提供してきました。まさに、医療DXの最前線にポジショニングしています。このポジションにいるアドバンテージを活かし、今後、さらに我々自身が進化して、多種多様なサービスを展開するには、一段高いステージに上り、資金を調達する必要があります。また、いままでのように自社だけでサービスを展開するのではなく、他社との協業によるサービスの展開も必要になると考えています。実際、色々な企業から協業の申し出を頂いています。


上場に向けた社内整備とともに、ドクターズ・ファイル事業の改めてのブランディングも始めます。

最後にギミックにはもっともっと沢山の仲間が必要です。新卒はもちろん、営業や編集、エージェント(人材紹介事業)のRA・CA、経理や法務の責任者などです。我こそはと思う方は、採用サイトからどんどんご応募ください!


One step, like never before.

株式会社ギミック 代表の横嶋大輔(ヨコシマタイスケ)です。One step, like never before. ”ドクターズ・ファイル”を運営するギミックが目指す世界観を表すキーワードです。ギミックの”今”を少しでも多くの人に伝えたくて、ひとつひとつ記事にしていきます。

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